2023/04/26
5/8(水)より、新型コロナウイルス感染が感染症法上の2類から5類に移行するにあたり、これまで発熱外来を設けていなかった当院でも発熱外来を設けることになりました。当院では患者さん用の出入り口が一つで発熱患者さんを通常患者さんと別動線で来院して頂けないため、時間的隔離を行うことに致します。発熱(37.5℃以上)の患者さんは当院に電話をかけて頂いてから来院をして頂く事になります。水曜日を除く平日は、午前中は11:30am～12:30amに、午後は5:30pm～6:30pmに来院して頂きます。水曜日は午後休診ですので11:30am～12:30amのみとなります。土曜日は午前の発熱外来時間は他曜日と同じですが、午後の発熱外来時間は4:00pm～5:00pmとなります。発熱外来の診察時間が１時間づつなので受け入れ可能な人数は午前午後で最大で各５人ほどまでとなります。なお診療可能な時間は通常患者さんの診療終了後となりますので11:30amまたは5:30pmちょうどに始めるというわけではありません。多少発熱外来の診察開始時間に遅れがありうる点はご容赦ください。なお診察開始時間になるまでは当院敷地内の車内でお持ちして頂くことになります。徒歩来院の方は2名までは院内に隔離のスペースがありますが、それ以上の方は大変申し訳ないのですが院外でお待ち頂く事になります。そうならないために必ず事前に当院に電話でご連絡頂きますようお願い申し上げます(事前の連絡がなく来院の場合にはお断りすることがありえます)。
一方、当院掛りつけの一般の患者さんは診察時間が午前8:30am～11:30am、午後2:30pm～5:30pmになります(土曜日は2:30pm～4:00pm)。その時間以外は発熱患者さんを優先いたしますので、発熱外来の時間帯への来院はご遠慮頂きたくお願い申し上げます(発熱患者さんと同じ待合室で在室して頂く事もありえますので)。なおいくつかの特定の日は院長所用で診察時間が短縮しております。例えば5/23(火)は5:45pmに終了となりますが発熱外来は5:00pm～5:45pmに短縮いたします。なお6/10(土)と6/17(土)は院長の学会出席のため午後診察を休診とし午前診察のみで30名までと限定(初診、および初診に準じる方の診察はお断りします)しているためその日の発熱外来は設けないことに致します。その他の日程については個別に当院ホームページや院内ポスター掲示でお報せいたしますので、ご確認のほどお願い申し上げます。
新型コロナの抗原検査は発熱後およそ10時間ほどたってからでないと、たとえ本当に感染していても陽性となりにくいとされます。当院来院時にその時間が経過していることが重要なので例えば39度の熱が出て2-3時間で来院されたとしても意味がありません(インフルエンザの抗原検査も同様です)。その点をご留意頂きますようお願い申し上げます。一方、新型コロナ感染に対する経口の特効薬の一つのゾコーバは発熱後72時間以内に内服開始すべきとされますので、発熱して4日目に来院というのも意味がありません(その場合はたとえ抗原検査で陽性であっても解熱剤などのみの処方になります)。
5類に移行にあたり、発熱外来の診察は原則として公費負担ではなく、皆さんがお持ちの保険を利用して頂く事になります。検査代、処方薬代は保険を利用して3割負担、あるいは2割負担、小児においては所定の額をお支払い頂きます(咳止め、去痰薬、解熱薬などは公費負担になりません)。唯一、新型コロナの特効薬、ラゲブリオ、パキロビッド、ゾコーバ(以上いづれも経口薬です。当院では点滴薬を扱う予定はありません)は公費負担になります。